美容が良いというサプリメントを飲んでいる人に美人がいないという噂

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祖母が亡くなった日」

読了までの目安時間:約 4分

平成28年5月18日20時13分祖母が亡くなった。93歳だった。
私は祖母が大好きだ。よく一緒に近所の商店街などへ出かけた。
孫の中でも私のことを「この子は一番別品さんや」と可愛がってくれた。
小学校の頃は毎週日曜日に祖母の家に行くのが恒例だった。日曜日は特別な日だなと私は感じていた。
祖母の家で過ごす時間が幸せだったから。
そんな日常は長く続いてくれなかった。祖母の住んでいる地域が立ち退きになった。
祖母は市が用意したマンションへは入居せず、私たち家族と暮らすようになった。
初めの頃は大好きな祖母と一緒に暮らせると喜んでいた。
一緒にお菓子を食べたり、梅干を漬けたり、お正月の用意をしたり、祖父のお盆のお供えを一緒に準備したり。
楽しい毎日を過ごしていた。祖母の心の中は今となってはわからないけれど…。
私が小学校高学年になるにつれて反抗期もあったのか祖母と上手くいかないことも増えていった
大好きな祖母を避けたりするようになった。
一人のことが多くなった祖母は近所になじむことも高齢なので難しく認知症になってしまった。
この時、自分のせいだ祖母が亡くなったら後悔すると自分を責めた。
自宅での介護も限界だったので祖母は施設に入所した。
それからはたまに祖母に会いにいった。祖母の好きなお菓子をもって。
祖母は穏やかな顔で嬉しそうに私たち家族と面会してくれた。
とても元気な祖母だったので100歳まで生きるだろうと家族みんなで話した。
ある日。私は彼氏とたまたま行ったショッピングモールで勧誘されたこともあり興味本位で占いを受けた
すると「高齢のおばあちゃんがいるのなら今のうちに孝行しなさい。一年以内で亡くなるから。」と言われた。
嘘だと思った思いたかった。けど現実になると怖いので会えるときに会いに行こうと思った。
この時計彼氏からプレゼントでもらったんだ。と言えば、そう!キラキラしてるわ~。
妹が公立高校に受かったよ。と言えば、えっ!えらいな~。
と、会話ができていたので、やっぱり占いだから…。と思っていたある日
祖母が高血圧でおう吐してから食事ができなくなった。
寝たきりになって会話もままならなかった
点滴でむくんだ手を母が泣きそうな眼でさすっていた。私は泣きそうな気持ちを必死でおさえた。
母が持って後一週間だろうと自宅で言った。それには思わずえっ!と反応してしまった。
母は、何人も看取ってきたからわかるんだよと諭すように言われた。
それでも数日たったある日、私は彼氏の家に泊まっていた。すると早朝に母から電話があった。
あわてて掛け直すと祖母の容体が悪化し危なかったが持ち直したとのことだった。
さすがにそろそろかと怖くなったので彼氏につきそってもらい祖母の面会に行った。
私たちを対応してくれた看護士さんが深刻そうな態度だったので
私は心の準備をしなくてはと思った。
祖母に面会した私は泣いてしまった。
祖母が下顎呼吸をしていたから。
それでも祖母に死を悟られてはいけないと泣きながら笑った
そして祖母との想い出話をした。私の声しか聞こえない病室。
祖母の儚い瞳に映れたのがうれしかった。
全部わかってくれているような気がする。声はなくとも眼で会話ができた。
おばあちゃん楽しかったよ。ありがとう。私、おばあちゃんのおかげで幸せ。
おばあちゃん大好き。
私との会話を最後に
祖母は安心したかのように永遠の眠りについた。
最後まで私におばあちゃんを独り占めさせてくれた。
おばあちゃん。ありがとう。
今も心の中にはおばあちゃんが生きている。

 

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